医療安全管理室

病院の理念・基本方針に基づき、患者様に安心・安全な医療の提供と、医療現場の安全管理整備に努めています。
医師を含む各部門責任者計12名で医療安全推進チームとして職場の安全管理、医療における業務改善、全職員を対象とした研修教育企画、事例検討と再発防止に向けた取り組み等を行っています。
Patient Safetyを基盤に、安全で良質な医療の提供に向けて、組織全体で安全推進活動に取り組めるよう働きかけ、チーム医療の強化と安全管理体制の構築に努めてまいります。

1.医療安全対策における業務内容

  • 全職員対象の医療安全研修教育
  • 地域連携相互評価
  • インシデント・アクシデント集計
  • 事例分析・フィードバック・評価
  • 事例検討会(適宜)
  • 医療安全管理委員会(毎月)
  • 医療安全推進会議(毎週)
  • 医療安全に関する業務改善活動
  • 医療安全情報による注意喚起・啓蒙
  • 院内ラウンド

2.医療安全管理指針

医療安全管理指針

3.医療安全推進会議メンバー

  • 医療安全管理委員会委員長(副院長)
  • 医療安全管理者
  • 看護部門医療安全担当者(外来・病棟)
  • 医薬品安全管理責任者
  • 輸血療法委員会責任者
  • 医療放射線安全管理責任者
  • RH技師長
  • 栄養士
  • 感染防止対策管理者
  • 医療機器安全管理責任者
  • 事務員(患者サポート)

4.入院患者様へ

~患者様の安全のために~

ご本人確認について

当院では入院患者様誤認による医療事故を防止するため、手首のリストバンド装着をお願いしております。
検査室・手術室への入室時、内服や注射を行う時、採血等の検査を受ける時等、リストバンドに記載された患者様の氏名、生年月日、バーコード等でその都度確認させていただきますので、ご協力お願いします。
不都合な点がありましたらお申し出ください。

転倒、転落などの事故防止について

患者様は入院することによる生活環境の変化、病状による体力・運動機能の低下によって、思いがけない転倒・転落の危険性が高くなります。安全な入院生活が送れるよう、必要に応じて患者様のご家庭での様子について、情報提供をお願いします。

  • 当院ではその患者様の状態に応じて、環境や体位を整え、安全・安楽に努めています。
  • ベッドに立ち上がると転落の危険があるため、絶対におやめください。
  • スリッパは転倒のおそれのある患者様には危険ですので、運動靴や、ゴム底の履物等の利用をおすすめします。
  • 点滴台を押してのトイレ等への移動は転倒の危険性が高いため、特に夜間の移動の際は看護師をお呼びください。
    また、病状によってはベッドの横にポータブルトイレを設置する事もあります。
  • オーバーテーブルや床頭台につかまっての動作は危険です。つかまっての立ち上がりはベッド柵を持つようにしてください。

その他の入院中のご注意について

  • 治療・看護については、医師・看護師の指示をお守りください。また、より良い療養環境維持のため、病院の規則をお守りください。
  • 入院中の飲酒は禁止しております。また、全館禁煙となっております。
  • 入院中に施設の器物破損、他の患者様又は病院職員への怒声・暴言・暴力・不当な要求等の行為に対しては、厳正な対処をしております。
  • 原則として付き添いはお断りしています。ただし、病状その他の事情によって付きそいが必要となる場合は、医師の指示に従ってください。
  • 病院内では、他の方に迷惑にならないようにし、又お互いに快適な療養生活が送れるようご協力ください。
  • 入院患者様で離棟・離院される可能性が考えられると医師が判断した場合、安全確保を目的に対策の一つとして黄色のリストバンドを装着する場合があります。