院長挨拶


院長 伊福 秀貴

 2024より長年、尼崎中央病院での入院慢性期疾患の治療・介護の役割を担っておりました回復期リハビリテーション病棟(10F)と医療療養病棟(8F)が塚口に移転新設されました。尼崎中央リハビリテーション病院と新たな名称での93床が開設され、また併設の介護医療院トワイエ尼崎144床という形で出発しております。

 本体の尼崎中央病院は今までと変わりなく、救急医療と地域の先生方からの紹介を中心として、小児科以外ほぼ全科にわたって患者さまに対して開かれた病院として運営していきます。職員の働き方改革にて土曜日の外来診察は中止となりましたが、最先端の医療機器を備え24時間365日、当直時も医師3人体制で救急体制を維持している関係か、患者さんからのご不満もほぼない状態です。

 近年、日本全国高齢化の嵐が吹いております。適切な治療・適切な入院・リハビリテーション・介護が本当に必要となっております。尼崎には県立尼崎総合医療センター・関西労災病院と大病院が2施設大きく構えております。大病院の役割、また民間病院の役割と、尼崎における住み分けは完全なように思いますが、それでも小回りが利き急性期から慢性期までスム-ズな流れがある当院の役割は、今後の高齢化社会の見本となる必要があります。

 安心・信頼・貢献と病院の役割を十分に認識し、心を引き締めて、職員一同が一丸となって精進してまいります。

 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。