外来ミニ講座(コラム)
回復期リハビリテーションとは?

2024.08.01

リハビリテーション4つのステージ
リハビリは大きく4つの段階に分けることができますが、それぞれの段階に合ったリハビリを行うことが大切です。中央会では当院だけでなく、介護保険施設ローランドや訪問看護ステーションからも各段階に応じたリハビリを提供しておりますが、今回は回復期のリハビリについてご紹介させていただきます。 


回復期リハビリテーションとは?

脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの病気で急性期を脱しても、まだ医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、理学療法士(PT)/作業療法士(OT)/言語聴覚士(ST)を含めた専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションをおこないます。

回復期リハビリテーション病棟とは?
疾患別に入院できる期間が定められていますが、患者さんに対し、チームの各担当スタッフが入院後すぐ、寝たきりにならないよう、起きる、食べる、歩く、トイレへ行く、お風呂に入るなど「日常生活動作」(ADL)への積極的な働きかけで改善を図り、家庭復帰を支援していきます。回復期リハビリテーション病棟は入院中提供されるリハビリテーション・ケアの体制の違いにより、制度上「入院料1」から「入院料5」まで、5段階に分かれています。 もう少し詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

回復期リハビリテーション病棟 – 社会医療法人中央会 尼崎中央病院 – 尼崎市 (chuoukai.or.jp)